『ナチス刑法175条』
「自然に反する猥褻行為」を犯罪とする刑法は、既に神聖ローマの時代から存在したそうです。ドイツ帝国もこれを犯罪としましたが(刑法175条)、ナチスは更に男性同性愛者を「ドイツ国民を堕落させ、弱体化させる危険な病」と見做しました。そして刑法175を改正し、眼差しや触れ合いだけでも逮捕できるようになりました。ゲシュタポの中に特殊部隊を置き、同性愛者を監視しました。
この映画はナチ政権下での男性同性愛者の弾圧の事実を、6人の男性同性愛者と1人のレズビアンとが語るドキュメンタリー映画です。