あなたらしく生きられる持続可能な社会へ

2022年06月23日

選挙戦2日め。
候補者の梅村さえ子さんが南越谷にやってきました。

梅村さんが訴えているのは主に3つです。
①異常な物価の高騰。②ジェンダー平等社会の実現。③憲法9条をまもる。

玉ねぎは3個で450円。台所を支えるモヤシさえも高騰していますが、岸田政権は対策をとっていません。
消費税を5%下げれば、物価高騰を5%抑えたのと同じ効果が期待できます。世界86、世界の半分の国と地域が消費税・付加価値税減税に踏み切ったのに、日本だけやれないはずがありません。でも、それをしないのが岸田内閣です。

そもそも消費税は社会保障の安定財源というのが嘘です。
消費税導入時の担当官が、「社会保障のためと言えば導入しやすかった」と事実を暴露しているとのこと。
現実には、直接税と間接税=「直間比率」の見直しを進めるために導入したのであり、事実消費税導入と同時に大企業や大金持ちが納める直接税はどんどん減り、消費税はどんどん高くなっているというお話。
とても分かりやすいお話でした。

驚いたのは梅村さんが取り組んだアンケートの結果です。埼玉県は妊娠・出産を機に仕事を辞めてしまう女性が最も多い県の一つということが分かったそうです。
原因は長時間労働と通勤距離(時間)の長さ。確かに、残業して家に帰ったら7時8時を過ぎてしまうような生活をしながら、乳幼児を育てる生活、しかもパートナーの協力はほとんど得られないような生活だとしたら、仕事を辞めざるを得ないだろうなぁと、都内通勤者も多い埼玉の特徴のように思いました。
結婚しても出産しても、女性がその人らしく働き甲斐をもって働き続けられる社会、決してワンオペではない子育て環境、大事だなぁと思いながら聞きました。

あと一つ感動したのは、こうして候補者として活動する忙しい生活の合間を縫って、3週間に一度愛知県の実家に帰り、お父様の通院解除をされているそうです。
少し前お話した時もそんなお話をされていて、忙しいのに頭が下がるなぁと思いましたが、それがずっと続いているそうです。
共産党の候補者だから共産党の議席を増やすために当選してほしいという気持ちももちろんありますが、それよりもこうして遠距離介護を続け、介護の大変さや家族の思いや、そういうことをちゃんと理解している人にこそ国会で働いてほしいと心から思っています。