とんだ「染谷さん」違い

2020年08月20日

昨日、吉川市立図書館には『戦史叢書』が全巻そろっていて、それは元教育長・染谷宗壱さんが寄贈したものだと書きました。
あちこちに確認して、ご本人にも確認したうえで書いたものでしたが、昨夕、染谷宗壱さんから「私ではない」とのお電話をいただきました💦

染谷宗壱さんも市立図書館にはたくさんの本を寄贈されているので、急に私が電話して「染谷さんですよね?」と聞いてしまったので、きっと混乱されたのだと思います。
実は昨日、私のブログをプリントアウトして染谷さんにお届けしたんです。その写真を見て、「自分ではない」と思われたようでした。
そして、多分染谷行宏さんだと教えてくださいました。
実は吉川市の教育長は「染谷さん」が2代続いていたんです。
「吉川市の生き字引」と称され、吉川市の歴史にめちゃくちゃ詳しい「染谷宗壱さん」と、その後昨年3月末まで教育長だった染谷行宏さん。
ちょっと、ややこしいです💦

染谷宗壱さんは昨年の戦争展での記念講演でも、吉川市から満州の開拓団に参加した人が数人いて、その中の一人が染谷行宏さんのお父さんだったと話してくださいました。
満州から戻られた後、歴史を深く学ばれていた方で、『戦史叢書』も恐らくそのお父さんが購入されたものだろうと話してくださいました。

慌てて染谷行宏さんにお電話させていただき、確認したところ、やはり寄贈したのは染谷行宏さんだということが分かりました💦

お父様が満州開拓団に参加されていたこと、向こうで終戦を迎えられたこと、シベリアに向かう列車に乗っていたのを途中で飛び降りて、抑留は避けられたということ、しかし帰国するまでには大変なご苦労があったことなどとても熱く話していただき、感動しました。

とんだ「染谷さん」違いでしたが、染谷宗壱さんの歴史の詳しさ、そして染谷行宏さんの熱いお話。
どちらにしても、吉川市の歴代教育長、スゴイと思いました💕
ハイレベルだと思います(⋈◍>◡<◍)。✧♡