3月議会には国民健康保険税・介護保険料、そして水道料金の値上げが提案され、昨日の本会議でどの議案も賛成多数で可決してしまいました。
4月から私たちの暮らしは増々追い詰められることになってしまいました。

昨日は東京大空襲から79年という日でした。
79年前のこの日の未明、東京下町に落とされた焼夷弾は38万発、約1,700トンだったそうです。

時々タクシーを意図的に使うようにしています。
タクシーの中で、運転手さんの様々なお話を聞くことができるので、とても大切だと思っています。

介護職の尊厳

2024年03月09日

90年代中盤から訪問看護の仕事をしていたので、介護職員のみなさんと協力し合って仕事をする場面は非常にたくさんありました。

介護保険制度のスタートからは少し出遅れた新規事業所で、当時まだそれほど高齢化も進んでいなかった吉川市では利用者の確保にかなり苦戦していました。
前の年にそれまで働いていた訪問看護ステーションを退職していた私は、パートでその職場に就職したのでした。でも様々な事情があり、数カ月後にその職場の所長になりました。

昨日・一昨日は文教福祉常任委員会でした。
今回の議会には国民健康保険税の値上げ、介護保険料の値上げ、そして更に水道料金の値上げと市民負担が更に大きくなる議案が提案されています。
水道料金は文教福祉常任委員会の管轄ではありませんが、国保税と介護保険については何とかしたいと思い、一生懸命発言をしました。
が、採決ではどちらの値上げも私以外の全員が賛成し、可決してしまいました。
無力感を抱いています。

26日から、3月定例議会が始まります。
既に議案が届き、説明会も終わりました。
今回上程される来年度予算案には、私たち共産党議員団だけでなく自民党や公明党の議員さんたちも要望してきた、子ども医療費18歳までの無料化が盛り込まれました。
埼玉県が昨年9月に県としての子ども医療費の補助を拡充することを明らかにし、この新たな方針を受けてお隣の越谷市や松伏町、八潮市でもすぐに今年の4月から18歳までを無料の対象にすると明らかにしました。
しかし吉川市は、昨年12月議会での私の質問に対して「まだ何も決めていない」と言葉を濁し、曖昧な姿勢を示しました。
一体何をためらうことがあるのだろうと思っていましたが、今回の施政方針と予算案に盛り込まれたことは嬉しいことでした。

『舟を編む』

2024年02月23日

もうずいぶん前の話ですが、漢和辞典にハマったことがあります。
同じ読み方で同じような意味を現す感じが複数ある・・・、 そんな漢字の使い分けを知りたいと思ってハマっていました。
私が読み漁ったのは『全訳 漢字海』という、三省堂の辞書でした。
例えば「さみしい」。
「寂しい」は物音ひとつしない、閑散としたさみしさを現し、「淋しい」は川の流れなど物音はしているのに人の気配がない、独りで森の中を彷徨っているかのようなさみしさを現すとか。
辞書を読むって楽しいなぁと思ったことを覚えています。