一回こっきりの持続化給付金では支えきれない

2020年08月21日

ひとりの市民の方から、お電話をいただきました。

コロナ感染が広がる中で、4月以降ずっと非常に厳しい経営状態が続いているとのお話です。
建設関係のお仕事で、発注を受けて仕事に行くのですが、4月~5月の仕事はほとんどありませんでした。
6月に持続化給付金を受け取ったけれど、ちょうどその時期に仕事で使う車の車検がありました。自動車税の支払いに、車の保険、介護保険料もまとめて支払いました。
経産省のホームページには、「感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える、給付金を支給します。
農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など幅広い業種で、法人・個人の方が対象となりますので、本制度の活用をご検討ください。」と記されています。

しかしその金額は、個人事業主は100万円です。
そしてこの制度を利用できるのは1回だけです。
色々な支払いを済ませたら、あっという間に終わってしまう金額です。
吉川市でも7月の臨時議会で、「事業継続支援給付金」がスタートすることになりましたが、それは国の持続化給付金の対象にならたかった事業者を支援するものです。
持続化給付金を既に受け取った方々は、対象外です。

では、持続化給付金を受け取った後状況が改善したのかと言えば、全くそんなことはありません。
勿論、コロナの影響など全く受けなかった方もいらっしゃいますし、ピンチをチャンスに変えた方も中にはいらっしゃいます。
でも実際には、どうにも身動きできずに困っている人がたくさんいらっしゃるのだと思います。
お電話をくださった方も、6月には12~13日程度仕事があったものの、先月は5日、今月は7日しか仕事がなく、それでも固定費はかかる・・・。
今日額は、個人事業主は100万円です。
そしてこの制度を利用できるのは1回だけです。
色々な支払いを済ませたら、あっという間に終わってしまう金額です。
吉川市でも7月の臨時議会で、「事業継続支援給付金」がスタートすることになりましたが、それは国の持続化給付金の対象にならたかった事業者を支援するものです。持続化給付金を既に受け取った方々は、対象外です。

では、持続化給付金を受け取った後状況が改善したのかと言えば、全くそんなことはありません。
勿論、コロナの影響など全く受けなかった方もいらっしゃいますし、ピンチをチャンスに変えた方も中にはいらっしゃいます。
でも実際には、どうにも身動きできずに困っている人がたくさんいらっしゃるのだと思います。

お電話をくださった方も、6月には12~13日程度仕事があったものの、先月は5日、今月は7日しか仕事がなく、それでも固定費はかかる・・・。

今日コロナウイルス感染症対策分科会長の尾身さんは、「流行はピークに達したとみられる」と発言しましたし、その後を追って?西村経済再生担当大臣もそんな発言をしていました。
でもそれで、今仕事がなくて困っている方々の仕事がもとに戻るわけではありません。
本当にこれがピークなのか、言われていたような秋冬の感染拡大はないのか、このまま収束していくのか、誰にもわかりません。
はっきりしていることは、先々の見通しがない中で、困難に陥っている事業主の方々がたくさんいるということだと思います。
1回こっきりの持続化給付金だけで、個人事業主の方々を支えることはできないのではないでしょうか。
感染の状況や困窮の状況に応じて、第二弾・第三弾の手を打たなくては、本当に大変なことになる・・・。
お電話をいただき、お話をさせていただく中で、改めて強くそう思いました。

困窮・困惑するみなさんに対する手厚い、温かい支援。
第二・第三の手立て。
しっかりと求めていかなくてはと、改めて思っています。