孫守り

2022年07月02日

参議院選挙真っただ中ではありますが、この4日間、孫守りに追われていました。

毎年この時期にお嫁ちゃんが泊りがけの出張に出かけます。
そのたびに孫守りを頼まれていたのですが、私も何となく忙しくて応じることができずに今まで過ごしてきました。
昨年まで息子たちが住んでいたのは東京都足立区で、それなりに制度が充実していたのでファミリーサポートを目いっぱい使ったり息子も早く帰宅したりで何とか過ごしてきましたが、今年は少し事情が違います。
昨年息子たちが引っ越した先は足立区ほどには制度が充実していないし、今年の春転職した息子は毎日真夜中まで残業が続き、そう簡単には帰宅できない状況になってしまいました。
ここは私が頑張るしかないと思い、孫優先の4日間を過ごした次第です。

朝早く起きて孫たちの保育園の登園準備をして、孫たちに朝ご飯を食べさせ、そして保育園に送り出し。
それから膨大な洗濯をして掃除をして、晩ごはんの仕度をして。
そうこうするうちにお迎えの時間が近づいてお迎えに行き。
保育園からの帰り道のちょっとしたお遊びスペースで遊びに付き合い。
家に帰って晩ごはんを食べさせると、今度は家の中でのかくれんぼにおばけごっこ。
それからお風呂に入れてまた遊んで、絵本の読み聞かせをして寝かしつける・・・。

そして真夜中に帰ってくる息子を待って、二人でビールを飲みながら楽しくおしゃべりをして💕
そんな日常とはかけ離れた4日間でした。

面白いことがたくさんありました。
孫たちには「きよみちゃん」と呼ばせています。
それでもおしゃまな孫ちゃんは「きよみちゃん」は実はばあばだと気付いています。
が、純粋な孫クンは私が誰なのかわかっていないらしいです。
保育園にお迎えに行って、先生が「おばあちゃんが迎えに来たよ~」と伝えると、孫クンにはそれが誰なのかわからないみたいでした。
そして残っている子どもたちがみんなで、「ん???誰が迎えに来たんだ???」という様子で、私を眺めに来るのです💦
わざわざ私に自己紹介をしてくれる子もいたりして、なんだかとっても楽しいお迎えのひと時でした💖

孫クンは恐竜と昆虫に夢中で、暇さえあれば『不思議なぜ大図鑑』を見ています。
息子君も字を覚える前から『不思議なぜ大図鑑』に首ったけで、いつもそれを眺めながら動物や植物の生態を理解して私に教えてくれたものでした。
孫クンの毎日は息子君の幼少期をそのままに踏襲したもので、なんだかすごく面白く、そして愛おしいものでした。

孫たちのお世話は自分の子どもを育てたとき以上に、「何かあってはいけない」という思いが先行し、とても疲れました。
そもそも普段孫たちのお世話をしているのは長男夫婦で、私は横からそれを眺め、ちょっといいところだけつまみ食いをしているような存在です。
孫クンたちのお世話をしたのも2年前、新型コロナウイルス感染症が広がる中で長男の仕事が驚くほどに忙しくなり、文字通りワンオペになってしまったお嫁ちゃんを少しでもサポートしようと思って、在宅ワークのお嫁ちゃんの手伝いをして以来でした。

とっても疲れたけど、「孫がいる」という幸せに浸りきった4日間だったかもしれません。