「旧統一教会と政界との癒着の徹底解明を求める意見書」まさかの否決(@ ̄□ ̄@;)!!
昨日で9月議会が終わりました。
私が提案した「旧統一教会と政界との癒着の徹底解明を求める意見書」、驚くことに反対多数で否決されました(@ ̄□ ̄@;)!!
自民党(4名)公明党(3名)未来会議(3名)、計10名が反対、賛成したのは共産党(3名)市民の会・無所属(4名)無所属2名、計9名。
まぁ自民党のみなさんは反対するだろうとは予測していましたが、今、統一教会と政治家の癒着がこんなにも問題視され、多くの国民が注目する中で、まさか否決されるとは思いませんでした。
びっくりしたのは公明党の議員さんからの質問です。
「統一教会=勝共連合、反共産主義という思想のもと来ている、そういう意味でこういう表題で意見書を出されたのか?」という質問をされたことです。
反共産主義だから云々というレベルの問題なのでしょうか。
人権侵害甚だしい宗教団体が政治家・政界と癒着し、しかも霊感商法や過度に求めた献金などがその癒着の媒体となっていて、一方ではその宗教団体の体制が養護され、一方ではその宗教団体の思想が政策化されていく・・・。
そしてその宗教団体の被害者が、一人の人の命まで奪うという事件が発生しています。
私は決して安部元首相の政治が良かったと思うものではありませんが、それでも安倍元首相にも生きる権利はありました。
それが侵害されるほどの事件が起こったのです。
山上容疑者も、人を殺してしまうという犯罪まで起こさざるを得ない状況にまで追い詰められていたのだと思います。
それでも人を殺してしまったという事実は非常に重く、決して許されるものではないと思いますが。
その宗教団体が反共産主義だから私がこんな意見書を出したのではないかとは、なんというひどい侮辱でしょうか。
率直に腹が立ちます。
議会はそんな個人的な不快感、感情で議論する場所なのでしょうか。
もう一つ思うのは、同じ議員さんですが公明党では統一教会を「反社」と見做しているというお話でした。
確かに「反社」であることは間違いないとは思いますが、そういう表現で終わらせてしまうと統一教会の問題がとても矮小化されてしまうと思います。
単なる「反社」の問題として矮小化してはいけない重大な問題が起きていると思います。