「福祉は後退させてはいけないもの」~新座市議選 黒田みきさん

2024年02月15日

18日投開票で戦われている新座市議選で3期目にチャレンジ中の黒田みきさんの応援に行ってきました。

同じ精神科医療というフィールドで働いた経験を持ち、議員としても同期のみきちゃんとはなんとなく気が合い、仲良くしています。
みきちゃんは以前は「辻」という結婚してからの戸籍姓を名乗っていたのですが、2年前から通称を旧姓の「黒田」姓に戻しました。
日本では未だに選択的夫婦別姓が認められません。
しかし本来なら名前はその人らしさを表す大切なもので、結婚した相手の姓を名乗っても良いし、もともとの姓を使い続けても良いはず。
選択的夫婦別姓の実現、誰もが名前も含めて自分らしく生きられる社会を目指すみきちゃんの姿勢が大好きです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

新座市には250以上の公園があるのに、ボール遊びができる公園はわずか2カ所。
他の公園では子どもたちがボール遊びをしたことで警察や学校にに「とんでもない子どもがいる!」と通報されたり、大人から怒鳴られたり、とても肩身の狭い思いをしながら遊んでいるそうです。
子どもたちが伸び伸びと自由に遊べる新座市をめざし、がんばっています。

夜7時から新座市民会館で開催された個人演説会にも参加しました。
コロナ禍で新座市は財政が大変だと、「重度障害者福祉手当」の削減・「重度要介護高齢者手当」削減・「ひとり親家庭の入院食事代補助」廃止など市の優れた福祉政策を切り捨ててきました。
しかし「福祉は後退させてはいけないもの」だとみきちゃんは訴えます。
精神科病院のケースワーカーとして16年間働き、患者さんたちの「辛い」「苦しい」「消えてしまいたい」という話を毎日聞き続けてきた中で、患者さんのその思いの先には政治があると気付きました。
就労の問題であったり、社会的孤立の問題であったり。
こうした問題はひとつひとつ解決の方向に向かうべきであり、後退させるべきものではないと力強く訴えました。

新座市議選は定数26に対し34人が立候補、8人はみ出しのとても厳しい選挙です。
吉川市議選と同じくこれまでいなかった維新の会や参政党からも候補者が出ていて、しかも維新の会は2名が立候補とのことです。
共産党は現職の6名が立候補しています。

新座のみなさん、黒田みきちゃんを含め6人の共産党の候補者を議会に送ってください。