「LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書」

2021年06月18日

6月議会最終日、私が提出した「LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書」が賛成多数で可決しました💖

今回の意見書は、後段の「多様な性のあり方への無理解や偏見に苦しみ、自尊感情を育てることができずにいる子どもや若者たち、本人の性のあり方を同意なく第3者に暴露してしまうアウティングなどに苦しむ当事者の自殺も後を絶ちません。
 こうしたなか、国会においても性的指向や性自認を理由とした差別を禁止する法制度の整備に向けて与野党での協議が進められているところです。
 よって国におかれましては、パートナーシップ条例など自治体による自主的な施策に配慮しつつ、性的志向や性自認を理由にした差別や権利利益を侵害する行為を禁止するなどの必要な措置を盛り込んだ法整備を早期に行うよう強く要望します。 」という部分だと思います。

「友だちが死ななくて済む社会をつくりたい」。
これはLGBTの活動家、遠藤まめたさんの言葉です(「オレは絶対にワタシじゃない」はるか書房・星雲社)。
同書によると、宝塚大学の日高庸晴教授は1990年代から若者の自殺リスクなどの疫学調査を行ってきた方で、国内のゲイ・バイセクシャル男性5731人を対象としたインターネット調査(2005年実施)では、全体の65.9%が自殺を考えたことがあり、14%が実際に自殺未遂の経験を有していたそうです。
思春期におけるLIFEイベントとしては13.1歳のころに自分がゲイであることを何となく自覚し、17.0歳の時にゲイであることをはっきりと自覚するが、その前後である15.4歳には自殺を初めて考えた経験が、17.7歳で初めての自殺未遂が行われやすいことが指摘されていたそうです。

みんなと違うということは、とても息苦しく、生き辛いものだろうと思います。
だけど、性自認の問題で人が死んでいく社会は変えるべきだと思います。

吉川市議会では、昨年3月議会にレインボー埼玉のみなさんから「「吉川市におけるパートナーシップの認証制度および性的少数者に関する諸問題への取り組みに関する請願」が提出されました。
採決の時に自民党の4人の議員は退席しましたが、全員賛成で採択されました。
その時の紹介議員は公明党の五十嵐議員でした。全会派の代表者が名前を連ねようということで、私も紹介議員の一人とさせていただきました。
そんないきさつがあったので、今回の請願はまた全員一致で採択されるものと思っていました。
が、全然違う展開になったのは驚きでした(@ ̄□ ̄@;)!!

公明党の議員から「LGBT差別禁止法は今国会に提出される予定だったが、見送られた。その原因は何か知っているのか?」というような質問が出され、私は与野党の合意ができなかったからだと答えました。
次期国会提出に向けて、今与野党が話し合いをしているという時期であり、意見書提出には慎重になるべきだ、なぜこういう時期に意見書を出そうとするのかというような再質問がありました。
未来会議からも同じような質問が出され、公明党が同様の趣旨の反対討論をして、結局公明党の3人と未来会議の3人、計6人が反対しましたが、賛成多数で可決しました。

なぜ、何のために反対をするのか、よくわからない採決でした。
後味の悪い採決でもありました。

が、性の問題で人が死ななくても良い社会をつくる、その第一歩となる意見書の可決。
とっても嬉しいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡