インスリン発見100周年Σ(・ω・ノ)ノ!
9月に入ったので、8月の広報よしかわを片付けようかと思い、もう一度ページを開いてみました。
読み落としていた記事を発見し、びっくりですΣ(・ω・ノ)ノ!
「インスリン発見100周年」との記事です。(吉川松伏医師会 武蔵野ファミリークリニック 小島雄一先生の書かれた記事)。
「インスリン発見以前の糖尿病治療は薬物がなく飢餓療法といって、食事を極端に制限してインスリンの必要量を抑える治療法が主流で、苦痛と空腹の絶望で泣き暮らし、その後やせ衰えて死を待つのみでした。。特に自分のインスリン分泌が枯渇している人は発症から数週間で亡くなる"死の病"だった」そうです。
カナダ、トロントで1921年にインスリンが発見され、翌年から薬として使われるようになり、体重が11.8kgしかなかった5歳の男児に投与され、彼は76歳まで生きたそうです。
11月14日は世界糖尿病デイですが、その日はインスリンを発見したバンティング博士の誕生日だったそうです。
こうした偉大な発見があって、今では糖尿病は死の病ではなく、ちゃんとコントロールすれば十分長生きできる病となりました。
こんな発見物語、全然知りませんでした。
感動したなぁ。
私の母も、実は糖尿病です。
60歳の時には診断されていましたが、91歳の今も大した合併症もなく過ごしています。
インスリンの自己注射をしていた時期は多分なかったと思いますが、経口血糖降下剤にはかなりお世話になっていたと思います。経口血糖降下剤はインスリンではありませんが、インスリンの発見により糖尿病治療が進み、経口血糖降下剤も発見されるようになっていたのだろうと思います。
だからやっぱり、糖尿病が死の病ではなく、治療可能だと分かったことにとても大きな意味があったのではないかと思います。
今では「野菜から食べる」ことで血糖コントロールに意義があることもわかり、そのほかにも血糖コントロール方法が様々に検討されていて、血糖コントロール効果のあるお茶なども売り出されています。
全部、糖尿病は治せると分かったからこそ広がってきたコントロール方法だと思います。
こんなすごい記事を掲載する広報よしかわ、スゴイです💖