コロナ禍の事業者支援吉川市でも始まります!
7月31日の臨時議会で可決した補正予算の一つに、「事業継続支援金」があります。
売り上げが20~50%減少した事業者に対し、10万円を給付。
また、国の家賃支援給付金の対象にならない事業者に対して上限を5万円に家賃補助という内容です。
国の『持続化給付金』は、新型コロナウイルスのにより特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える、給付金を支給するものです。中小法人は200万円、個人事業主などは100万円の給付をうけることができます。
農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など幅広い業種で、法人・個人の方が対象となりますが、残念なことに「ひと月の売り上げが前年同月比50%以上の売り上げ減」という条件があります。
「そこまでは落ちていないけれど、でも経営も切羽詰まっている」という事業者さんがたくさんいらっしゃいます。
そうした方々の中から、「吉川市の事業者支援はないんですか?」という問い合わせを何人かから頂きました。
蕨市では既に、今回吉川市が取り組む支援金と同じような制度「蕨市小規模企業者応援金」を5月1日からスタートさせています。7月の臨時議会で決定したのは「追加支給」の10万円です。
越谷市でも以前から10万円の給付を行っていますが、7月議会で決定したのは20%~以上の売り上げ減という規定で、50%未満という上限を撤廃し、国の持続化給付金と併用できるようにしたのです。
お電話をくださった方々は、「越谷や蕨はいいなぁ」と仰っていました。
吉川市でも、ぜひ、こうした事業者支援を始めてほしいと強く要望されていました。
今回ようやく吉川市でもこうした事業者支援がスタートすることになり、お電話をくださった方々に連絡させていただきました。
「本当ですか⁉」「この連絡を待っていました」「嬉しい💕」そんな反応がありました。本当に、電話の向こうでワッと喜んでくださっている様子が、電話口からありありと伝わってくるような、そんな反応でした。
事業者の皆さんに少しでも安心していただける支援がスタートすること、とても嬉しく思います。
同時に、他の街では既に第二弾が始まっていることを考えると、吉川市の取り組みは遅いと、市民の皆さんから言われても仕方ない状況かとも思います。
感染拡大が更に進んでいます。
東京都では、酒類を提供する飲食店とカラオケ店に対し、8月3日~31日まで、営業時間を朝5時から夜10時までに短縮するよう要請しました。
今日も全国で1200人以上の感染者が確認されました。
こうした状況の中で、「仕事がない」「依頼が来ない」と困っている事業者さんがたくさんいらっしゃいます。
行政には「コロナで倒産させない」という強い姿勢が必要だと思います。事業者支援を一層強化するよう、9月議会で更に次の支援策が提案されることを期待したいと思います。