平和のための埼玉の戦争展

2024年08月11日

平和のための埼玉の戦争展に行ってきました。
画家 山内若菜さんの『神々の草原』は想像以上の大きさで、どこかピカソの『ゲルニカ』を思い起こさせる作品でした。

県立高校書道部+有志の書道パフォーマンス、「平和 祈」、素晴らしいチームワークでの大作でした。

いなほ保育園&けやき学園のみなさんによる民族芸能、一体どうやって練習したのだろうと思うほどの出来栄えでした。

6歳の時、爆心地から1キロの地点で被爆し、1階部分が倒壊して下敷きになった中で、父親が空手の技術を利用して救い出されたという、三松保則さんのお話。

秩父ユネスコのみなさんによる朗読劇『金子文子とユ・ガンスン~100年の時を超えた現代の16歳との対話』。この作品は韓国でも上演されてきたそうですが、韓国でどんなふうに受け止めていただいたのか、ぜひお話を伺いたいところでした。

1984年にスタートし、今年で第41回を迎えた戦争展。
なんと残念なことに、今年で最後ということです。
担い手が減ってしまっているという事実、そして財政的な問題が大きいとのお話でした。残念でなりません。
ただ、戦争展の火は各地に飛び火をしていて、県内各地で戦争展が開催されています。
吉川の戦争展も、今年で第10回を迎えます。
この火を灯し続け、戦争の悲惨さとあの戦争で日本がアジアの国々に一体何をしたのかという事実とを伝え続ける活動にずっと参加していきたいと心から思っています。

そういえば途中で実行委員長の挨拶があり、誰かと思ったら我が家でよく見かける人が登壇して、びっくりでしたΣ(・ω・ノ)ノ!