母の90歳のBirthday
実は今日は、母のお誕生日でした。
なんと、今年90歳を迎えました💦
本当はこの週末、旦那クンと二人の息子クン、そして姉夫婦と一緒に母のお誕生日のお祝いをする計画を立てていました。
母には、喜寿も傘寿も米寿もいお祝いをしてあげることができませんでした。
長く生きてきたのに、何もお祝いしてもらえないというのは、本人にしてみたらとても淋しいことのように思います。
せめて卒寿を、みんなで楽しく祝ってあげたいと以前から考えていました。
とはいえコロナの感染の不安が広がる中、普通に祝ってあげることはできません。
母は老人保健施設に入所中なので、施設にも感染対策という大変重要な役割があります。
母とは窓越しの面会しかできないと、1カ月ほど前から施設には確認しています。
それでも、みんなで会いに行ったらきっと母は喜ぶだろうなぁと思っていました。
しかしそれが・・・。
今回の梅雨前線の停滞です。
「令和2年7月豪雨」と名付けられたそうですが、梅雨前線による豪雨は九州地方に大変な災害をもたらしました。
九州での死者は60人余りとのことで、甚大な被害だと思います。
そしてその同じ梅雨前線の停滞が、岐阜・長野にも大変な被害をもたらしています。
実家近くの木曽川が氾濫危険水域に達したというニュースをみて驚いたのは、先週火曜日のことでした。
その同じ雨がずっと続き、高校の同級生とのグループLINEでは「やばい!」「この雨は本当にヤバい!!」という言葉が飛び交いました。
そして、お隣の下呂市で飛騨川が氾濫。
母のお祝いに行くのを諦めるかどうか、さんざん悩んだ末に諦めました。
自分たちの気持ちを押し通して、万が一何かあった時には取り返しがつかないし、地元の皆さんに迷惑をかけてしまう結果になりかねないので。
そして昨日。
地元のすぐ近くの国道19号線で土砂崩れ。
中央自動車道でも土砂崩れで中津川から長野県飯田の間が通行止めとなりました。
行かなかったことが正解だと、今は思います。
九州地方を襲った豪雨に、ひとりの女性がテレビで訴えていました。
「50年に一度という豪雨、来るはずのないものがどうしてこんなに頻繁に来るのか」「悲しい気持ちしかない」。
本当にその通りだと思います。
来るはずのない豪雨が、繰り返しやって来る。
それが今の日本だと思います。
それだけ気候が変わってしまった、私たちが変えてしまった・・・!!
そういうことだと思います。
母の90歳の誕生日。
地球をどう大切にしていくのか、一人一人が本気で考えるべき一日となりました。