能登半島地震 改めて原発に不安
あけまして、おめでとうございます。
それにしても、元旦からお正月気分が吹き飛びました。
そもそも今年は年明け早々に市議選があるので、「正月気分」というのはほとんどありませんが💦
昨日、私は運転中で自身には気づきませんでしたが、緊急地震速報を告げるスマホがけたたましく鳴り、大きな地震が発生したことを知りました。
助手席に乗っていたパートナー君がすぐに確認して、能登地域での地震と知りました。
大急ぎで自宅に戻りテレビをつけると、日本海側沿岸全域に津波警報・注意報。緊張が走りました。
13年前の東日本大震災の時は長男が仙台に住んでいたこともあり、テレビから目を離すことができませんでした。
あの時の不安と緊張がフラッシュバックした感じで、怖くてたまりませんでした。
被害を受けたみなさまに、心からお見舞い申し上げます。
もう一つ東日本大震災で忘れられないのは、電力の問題でした。
津波の大きな被害の様子が報じられた後、次第に報道は福島第一原発事故の様子に重点が置かれるようになっていきました。
電力が危ないという状況の中で、訪問看護でかかわっている人工呼吸器・在宅酸素のみなさんや痰の吸引のために絶対に電力が必要な方々のいのちをどのように守るのか・・・。
私も必死で対応したことは、忘れられない記憶です。
昨日の地震では志賀原発で火災が発生、原因はまだわかっていないという報道でした。
改めて北陸地方にたくさんの原発があることを認識し、また刈刃原発は再稼働を模索している最中だと思いますが、本当にそんな状況なのかと改めて不安を感じます。
11月に観た舞台、くるみざわしんさん作『精神病院つばき荘』では原発事故により日本で住むことができるのは「四国と沖縄。山陰・山陽の一部と北海道の北半分しか残っていません。日本は真ん中がなくなってしまった。人は住めません」という台詞がありました。
改めて地図で原発がどこにあるかを確認してみると、この台詞は本当にそのままその通りだと思います。
もしあちこちで連鎖して地震が発生して、あちこちの原発で事故に遭ったとしたら一体どうなるのか・・・。
こんな地震大国のあちこちに原発を設置している事実に、改めて疑問を感じます。