調整地域の用排水の整備、住民の願いの実現を!
5月31日から、吉川市の6月議会が始まりました。
今回の議会には、また市民のみなさんからの請願が提出されています。
調整地域の用排水沿いに住むみなさんから、用排水の整備を求める請願です。
紹介議員は私の同僚の飯島正義議員と、市民の会・無所属の齋藤詔治議員です。
その水路は素掘りなのでそもそも少し凸凹していて水が流れにくく、しかも水路のスタート地点付近なので水量が少なく、余計に流れにくい状況なので、住民のみなさんは以前から悪臭や害虫の発生に悩まされてきたそうです。
そこに滞留した水で隣接する民家の庭が侵食されたり、大雨が降るとその滞留した悪水が田んぼに流れ込んでしまったりすることにも悩んできたそうです。
請願者のお一人は42年前、42歳の時にそこに転居して以来ずっと悩みながら色んな所に相談し、対処してきたそうです。
今は84歳になり、一人で頑張り続けることに限界を感じたことが今回の請願に繋がったと飯島議員から聞きました。
42歳から42年間悩み続けてきたということは、子どもたちが中高生の多感な年ごろの頃、恐らく悪臭対策に必死だったのではないかと思えてきて、親としての思いを想像するだけでぐっとくるものがあります。
色んな努力を重ねてきたけれど、年齢的にもう自分一人の頑張りではどうすることもできない・・・・
そういう現実も、胸に迫ります。
同じような用排水は、きっと市内調整池のあちこちにあるのではないでしょうか。
そして全国的に見ても、きっと多いのだと思います。
今回の請願、ぜひ採択をと願わずにはいられません。
この請願が採択されることで、請願されたところだけでなく、市内すべての用排水の整備を進めていただきたいと思います。
住民の努力だけに任せず、市が率先して整備するような仕組みへと変えていきたいと強く思います。
調整地域の高齢化が進む中で、そういう仕組みが絶対的に必要だと思います。
また長年努力してくださってきた年配の方々が、そろそろ安心して暮らせるような仕組みが必要だと心から思います。
今回の請願、7日(火曜日)に建設生活常任委員会で審査され、9日(木曜日)に本会議で採決です。
ご注目ください💖