軍事費5兆円増の財源は???
今日は梅村さえ子カーが吉川にやってきて、吉川美南駅といちょう通りの2か所で訴えをしました。
マイクを握ったのは、埼玉県選挙区選出の参議院議員、伊藤岳さんです。
岳さんの訴えでとても印象的だったのは、ある女性週刊誌が「軍事費5兆円増の財源」についての特集を報道したとのお話でした。
5兆円分の予算を消費税で賄うとすると、消費税は今の10%から12%に増やさなくてはならない。
年金で賄うとすると、一人当たり年間12万円減額しなくてはならない。
医療費で賄うとすると、現在の3割負担から6割負担にしなくてはならないとのお話。
岸田首相は気楽にバイデンさんに防衛予算を現在のGDP比1%から2%にすると約束しちゃったけど、その財源は示されていません。
が、どう考えても削るのは社会保障費と教育費、増やすのは税金。
でもこういう数字を示されると、しかも共産党ではなく一般の週刊誌がこういう数字を示しているとなると、防衛予算2倍化後の私たちの生活をよりリアルにイメージすることができます。
医療費6割負担なんかになったら、今でさえ受診すらできずに亡くなっていく方がいるのに、それが更にエスカレートしていくことは十分目に見えています。
年金が12万円カットされたら、もともと基礎年金しかない年金額の低い人々の暮らしはどうなるのでしょう。
消費税が12%になったら・・・。
そんな暮らしになるのは絶対に嫌だし、孫たちにそんな息苦しい「欲しがりません、勝つまでは」みたいな社会を絶対に残したくないと思います。
借金だらけのこの国で、軍事費を2倍にするということ自体、非常に無理があると思います。
そんな無理な政策を押し通すよりも前に、国民のいのちと暮らしをしっかりと守る政治こそ求められているのではないでしょうか。
比例は日本共産党、選挙区は梅村さえ子、心から訴えます。