3月議会が終わりました
今回は代表質問に来年度予算への反対討論に力を入れ、とても忙しく充実した議会でした。
私が提案した「病院積立金の国庫納付のための法改定を行わないことを求める意見書」は、残念ながら否決されてしまいました💦
国立病院や地域医療機構の積立金の返金が求められ、それが来年度から大幅に増額する軍事予算に投入されるというのだから、本当にひどい話です。
賛成してもらうことができず、とても残念です。
色々と思うところはありますが、今月いっぱいで定年退職する教育部長の挨拶はとても感動的でした。
40年間の公務員生活。
3人のお子さんがまだ10歳にもならないうちに、ご主人が事故死。女性も男性と同じ給与が保障されたこの仕事に就いていなければ、間違いなく貧困に陥ったであろうというお話。
1986年の男女雇用機会均等法、2016年の女性活躍推進法、どれも女性の人権を無視して進められてきた。
そして今は少子化が問題視される中で、女性に子どもを生むことばかりを求める風潮。
ご自身の人生と重ね合わせながら、女性の地位と人権について行政側の人間としてではなく、一人の女性としての思いが率直に語られたように思います。
2016年1月~2020年1月まで、吉川市議会は20人の議席のうち7人、3割以上を女性が占めていました。
その時は女性議員と市の女性管理職職員とで乳がんの撲滅を目指す「ピンクリボンの会」を結成し活動していましたが、それがとても誇らしかったとのお話もありました。
それぞれにみんな立場が違うのに、誰もが聞き入るお話でした。
男性も女性もお互いにそれぞれの立場を理解し認め合いながら、本当の意味で共同参画できる日が来ることを願わずにはいられません。
写真は約3年半前の吉川ピンクリボンの会で北斗晶さんをお招きした、公演会終了後に撮影したものです。