「なぜ『危険な3人』と言われちゃうのか、その理由が知りたい」

2025年06月26日

6月議会は大きく揉めるような議案が特になかったので、久しぶりに穏やかに終わるかなぁと少し期待した議会でもありました。しかし、そうは問屋が卸しませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!

そもそもの始まりは昨年11月、病院撤退に関して市が開催した議員への説明会の場で、市長が私を含めた3人の雄議員を「危険な3人」と名指ししたことでした。
3月議会で岩田京子議員が市長に対して、市長は二元代表制についてどのように考えているのかと一般質問で問いました。
その市長の答弁はまたまた虚偽もあり、当然言うべきことも言わず、17分にも亘り私たちがいかに危険な人物であるかを述べました。

何が虚偽かというのは、長くなってしまうので今ここでは割愛します。後日改めてお伝えしたいと思います。

そしてその答弁を受けて、今度は同じく「危険人物」と名指しされた議員(Aさん)が市長に対して二元代表制についてどのように考えているかを問うたのが、6月議会の一般質問で行われました。

この質問に先立ち、前日、Aさんを告発する文書が議会の各会派に配られました。

話がややこしくなってしまうので、告発文の内容については今ここでは割愛します。

但し、「庇う議員がいたら、そいつも同罪だ」と書かれていたことはお伝えしておきたいと思います。

私は庇うつもりは毛頭ありません。

中原市長は今回の告発文の内容とそれ以前の加藤さんの行動について二つ挙げ、Aさんに二元代表制を語る資格があるのかというような答弁を繰り返しました。

中原市長は12月議会で「猛省を求める決議」を挙げられる前に、何故そういう発言に至ったのかを議会に対して説明したいと言ったのに説明の機会も与えられないままに決議が採択されたと主張。

Aさんは11月28日・29日に面会を市長に面会を求めたにも関わらず、「会わない」と政策室から返答されたことが「猛省を求める決議」へと繋がった、私たちは段階を踏んで「抗議文」そして「決議」に至っている、そこを御理解いただきたいと主張。

市長は「私の答弁をしっかり聞いていなかったのかな。

対等な立場で二元代表制ということを語るのであれば、市長も議員も市民の信託に応えてこそ成立するはなし。説明責任を果たさない者が、あるいは議会全体の権威を傷つけ、市政の健全性を損なう者が、この二元代表制を語る資格があるのかと私はAさんに問うた。
それに対する回答がない上で、二元代表制についてこれ以上のお話はない」とAさんの質問を封じました。

Aさんは尚も、「この決議は二元代表制の中で、議会として大変重い判断を下したもの。その事実を真摯に受け止めていただきたい。

最初の段階で危険な3人と言われた人が面会を断られるような状況。私たちは段階を踏んで対話と説明を求めてきた経緯がある。それを踏まえて抗議文・決議文の提出に至っていることを、みなさんにご理解いただきたい」と発言しましたが、

議長から「決議に関しては議会で一度採決されていることなので、それを求めるのは一般質問の場では相応しくない。質問を変えてください」と止められてしまいました。
なぜ、どこが相応しくなかったのか、私には全くわかりませんでした。


Aさんは質問を変えて、「説明会の途中、危険な3人という発言があり、なぜ危険な3人と言われちゃうのか、その理由です」と発言しましたが、議長の判断で議会は休憩に。
そして再開後、「政策室に面談を申し込んだときに市長からは会わないという返事をいただいている。二元代表制、平等といった観点から、会っていただければ今後の議会運営を円滑にするために会うべきではなかったかと思っている」と、市長の見解を求めました。

しかし市長は尚もAさんの告発文の内容を挙げ、「(そういう)人間が二元代表制について語ることがどうなのかという問いかけを加藤議員にしている」と答えました。

もう一度言いますが私はAさんを庇うつもりは毛頭ないし、庇うべき立場にもありません。
ただこのやり取りはとても気持ちが悪く、私は吐き気を催して退席したいと思うほどでした。これって答弁ではなく、人格攻撃ですよね?
議会で議員の質問に説明する立場にある市長が、議員個人の人格を攻撃して質問を封じる。それって正しいことなのでしょうか?
過ちは過ちでどう糺すかは本人が決めることだし、そういう人を次回も議員として選ぶかどうかは市民が決めることではないでしょうか。
今現在議員の立場にあるAさんが市長の二元代表制に対する認識について質問して、一体何が悪いのでしょうか。少なくとも、今現在議員であるAさんには質問する権利があると思います。
人格攻撃を答弁にすり替えるというのは、民主主義への冒涜だと思います。
そして、同じ手口を3月議会の私の代表質問にも使ったのだと思っています。非常によろしくない政治姿勢だと私は思います。

そもそも、私たち3人を「危険な3人」と言ったところに問題があったのだと思います。
失言を謝罪するのではなく、また虚言で塗り固めようとするからこういうことになるのではないでしょうか。人格を攻撃することでしか抗えない、とても悲しい事実です。
私もなぜ「危険な3人」と言われなきゃいけなかったのか、知りたいです。そして謝罪してほしいです。これ以上の虚言を重ねないで欲しいです。
この願いが届くことを祈るしかありません。