『マリヤの賛歌―石の叫び』吉川公演
一昨日、7月21日は三郷吉川ぶんかむら主催『マリヤの賛歌―石の叫び』吉川公演でした。

慰安婦であったことを名乗り出た数少ない日本人女性、城田すず子さんが残した著書『マリヤの賛歌』を基に劇作家のくるみざわしんさん作、岩崎正裕さん演出、金子順子さん出演のひとり舞台です。
一昨年8月に東大阪の喫茶美術館でこの作品を観て、以来ぜひとも三郷吉川ぶんかむらで取り組みたいと思い、昨年7月から1年かけて準備してきた舞台でした。
「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール、新日本婦人の会三郷支部と吉川支部のみなさんからは「協賛」という形で様々なご協力をいただきました。

私は雑用に追われて舞台を観ることができませんでしたが、参加してくださった多くのみなさんが口々に、「良かったね」「素晴らしい舞台だった」と興奮した感じで言ってくださいました。
この舞台を開催したことに大きな喜びを感じることができました。
230名もの方が吉川市中央公民館に足を運んでくださり、遠い方はなんと長野県や愛知県から5時間もかけて来て下さいました。
しかも、この猛暑の中!
おまけに選挙でずっと忙しくしていて、疲れ果てている方も多い中!
更に、驚くような選挙結果にこれからの日本を不安に思う人も多い中で!!
三郷吉川ぶんかむらの企画は、これまでずっと三郷文化会館で開催してきました。
以前訪問看護の仕事をしていた時、訪問した家々でどこに住んでいるかと度々聞かれ、「吉川です」と答えると「どこにあるの?」と何度も聞かれたものでした。
越谷市の隣だと言うと、「越谷の隣は三郷だろう」とも何度も言われました。
なので、吉川市中央公民館に一体どれだけの人が来てくれるだろうかととても不安でしたが、たくさんの方においでいただき舞台を成功させられたこと、とても嬉しく思っています。
ご来場くださった皆さん、「マリヤの賛歌を上演する会」のみなさん、そしてご協力くださいました吉川市中央公民館の職員のみなさん、ありがとうございました