懐かしい友人の死

2024年01月14日

とてもショックなことがありました。
それが古い友人の浅野さんが亡くなっていたことだったのか、それともその死を半年以上知らずにいたことだったのか、自分でもよく分かりません。が、ショックです。

変な話ですが、いわゆる「元カレ」というやつでしょうか。名古屋での学生時代からしばらくお付き合いしていた人がいたのですが、浅野さんはその方が親しくしていたことで知り合った方でした。
当時はまだまだ珍しかったホームビデオを持っていて、テレビで放映された映画を録画しては自宅に招いてくださって、3人で映画を鑑賞したことも忘れられない記憶です。
青春時代にはありがちなことだったかもしれませんが、お付き合いしていた方が一時行方不明になってしまったことがあり、泣きながら浅野さんに電話をして、一緒に探してもらったことも忘れられない記憶です。
私が東京に来て、その方とお別れした時に浅野さんはわざわざ名古屋から駆けつけてくださって、私を何とか説得して元のさやに納めようとしてくださった方でもありました。
私は上京してからしばらくの間友だちもできずとても淋しい時期があったのですが、たまたま浅野さんが東京に転勤になり、お互いに孤独だったのでよく一緒に飲みに行ったりした時期もありました。

直ぐにお互いにそれぞれの世界ができていつの間にか音信不通になっていましたが、8年前私が初めて市議選にチャレンジをしたとき、しんぶん赤旗に掲載された記事を読んで「彼女の古い友人です」とカンパを送ってくださったことをきっかけに、交流が再開しました。
と言ってもお互いにFacebookに「いいね」するだけの関係ですが。

4年前の選挙の時には、仕事のない日はわざわざ自宅から1時間半くらいの時間をかけて応援に駆けつけてくださいました。
本当に心強い応援をいただきました。

その後コロナ禍になってしまい、「コロナが落ち着いたら当選のお祝い会をしよう」と話し合っていました。が、いつの間にか音信不通になってしまいました。
どうしているかなぁと思うことは時々あったのですが、特に連絡を取ることもなくそれなりに長い時間を過ごし・・・。
今回また選挙戦が近づいたのに何の連絡もないので不思議に思い、「また応援に来てください」とお願いしようと思ってFacebookを覗いたところ、昨年の初夏に亡くなっていたことを初めて知りました。
ご両親もご兄弟もみんな早逝で、残っているのはもう自分だけ。きっと長生きはしないだろうと話していましたが、まさかこんなにも早く、逝ってしまうとは思ってもみませんでした。
本当にショックでなりません。

浅野さん、長い間何かと私を支えてくださって、ありがとうございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。