12月議会が始まりました

2022年12月02日

今日から吉川市の12月議会が始まりました。
今回はDX推進のために改訂された個人情報保護法を自治体で施行するための新たな条例が提案されていたり、定年延長のための条例改定、新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を使った市民生活と事業者を応援するための補正予算などが提案されています。
一般質問では、➀子育て支援の充実を➁不登校支援の充実を③高齢福祉の充実を④インボイス制度への市の対応、4点にわたる質問通告書を提出しました。
学校給食費無料化、18歳までの子ども医療費、国保均等割軽減対象の拡充など、求めたいと思います。

今日の議会は市長の議案上程が終わるとすぐに休憩に入り、自民党の加藤議長が辞任をしました。
そしてすぐに議長選挙が行われ、やはり自民党の松崎誠議員が新たな議長として選任されました。
そしてその後、加藤克明議員は議員辞職をしました。

加藤さんは温厚な人柄で、誰とでもちゃんと話をする人だと感じています。
感謝しているのは、ロータリークラブさんに市の教育支援センター宇宙(そら)への図書の寄贈を提案してくれたことです。
私は議会の中で何度か、教育支援センターに図書が足りないということを訴えてきました。
その結果、市立図書館からの集団貸出が実施されるようになり、毎月30冊の本が置かれるようになりました。
それでも宇宙(そら)に通うお子さんにどの本がフィットするかはわからないし、いろいろな本が豊富に置かれているべきだと思っています。
宇宙(そら)に通うお子さん、何かに悩んでいたり苦しんでいたりするお子さんにこそ、本が必要だと思うのです。
ロータリークラブさんに寄付・寄付内容について相談された加藤さんは私が一般質問でこうした要望を出していたことを思い出し、宇宙(そら)への本の寄贈を提案してくれたそうです。
20数冊の本が宇宙(そら)に寄贈されました。
もちろん一番感謝するべきはロータリークラブさんに対してですが、こうした経緯を考えるとやはり加藤さんにも感謝しています。

もう一つ感謝しているのは、高齢難聴者の補聴器購入費用助成に関してです。
3月議会で賛成多数で採択されましたが、市は「実施する状況にはない」と言っている状況です。
9月議会の一般質問で問いましたが、実現までのハードルは非常に高いと感じています。
加藤さんはある方から、『広報よしかわ』9月号で認知症の特集を組み認知症の啓発をしているのに、認知症予防につながる補聴器購入費用を助成しないのはおかしい」とひどく憤慨して訴えられたそうです。
こうした情報もいただきながら、私も9月議会の一般質問で費用助成を訴えさせていただきました。

自民党の方なので基本的な考え方は違う方だと思っていますが、一致できるところではちゃんと協力してくださるという加藤さんの姿勢はありがたく思っています。

議会終了後、稲垣副議長から花束が贈呈されました。
昨日の新聞でも報道されていましたが、加藤さんは来年2月に予定されている市長選挙への出馬を表明しています。