「野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」
2025年12月25日
彫刻の森美術館で「野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」を観てきました。
野口哲也さんは「鎧と人間」をテーマに、文明社会や人間への好奇心を追求する現代美術作家と言われているそうです。
鎧はすべて樹脂やアクリルなど、現代的な素材で作られているそうです。
もっと大きな作品なのかと思っていたのですが、とっても小さくて、でも武士の表情や筋肉の動きなどがとても丁寧に創られていて、素晴らしかったです。
鎧を着た人物を描いていますが、多分野口哲也さんは戦争は嫌いなんじゃないかと思います。
ひとりひとりの武士は疲れていたり眠たそうだったり、気怠そうだったり、闘志に満ち溢れた、戦闘意欲満々の兵士はひとりもいませんでした。
戦国時代も今も、恐らく積極的に戦争をしたい人はそんなにはいないんだろうな。
みんな駆り出されたから、命令だから仕方がなく闘っている、そんな風に感じました。
戦争したいのは、一体誰なのだろうとも思いました。
わずかな「戦争したい人」によって戦争が起こり、戦争に駆り出された人も駆り出されなかった人も、みんなが苦しむ・・・。
そんな構図が改めて見えてくるような気がしました。
帰りに富士屋ホテルでアフタヌーンティをしてきました。
スイーツ満載(⋈◍>◡<◍)。✧♡
これを全部食べたら間違いなく糖尿病一直線だと思いつつ、楽しく幸せなひと時を過ごしました💕
