みぬまのミーちゃん

2025年10月24日

老人保健施設みぬまに捨てられていた、猫のミーちゃん。
パートナー君が我が家に連れて帰って、17年と半年が過ぎました。

我が家に来た時にはまだほんの赤ちゃんで、ミルクを飲ませた記憶があります。

パートナー君が言うには「愛着不足」で、噛み癖のある猫ちゃんです。そしてとても臆病で、外に出ることができません。
以前にも書いたことがありますが、リビングの網戸で遊んでいるうちに網戸が破れてしまい、思わず外に飛び出してしまったみーちゃんは正にパニックに陥っていました。大慌てで網戸をよじ登ると、今度はシャッター袋の中に入り込んでしまって困り果てていました。
エアコンの清掃業者が我が家に来た時にはどこにいたら良いのかと困り果てていたらしく、ソファーの後ろの狭い空間にハマり込んでいました。
腰高窓の網戸から落ちたときもどうしたら良いのか全く分からなかったらしく、ただただひたすら救けを求めて鳴き続けていました。

往年の体重は6.5キロ。
初代飼い犬のルフィの体重はわずか2キロちょっとだったので、ミーちゃんは巨大に見えました。
ところが今の体重はわずか3キロ。すっかりやせ細ってしまいました。
仲良しだったルフィが亡くなって、ミーちゃんがあまりにも淋しそうだったので2代目のチャッピーを飼い始めました。チャッピーの体重は15キロなので、ミーちゃんがより一層小さく見えてしまいます。

ミーちゃんが寝室に入ることをパートナー君が嫌がるし、ミーちゃんもそれがわかっているのでパートナー君が家にいると、ミーちゃんは絶対に寝室には入りません。
でもパートナー君がいないときには嬉しそうにいそいそと2階に上がってきて、私と一緒にベッドにもぐりこむミーちゃんでした。

最近は2階に上がるだけの体力がないのか、パートナー君がいなくても2階に上がってくることがめっきりなくなってしまいました。
17歳。
年齢の重みを感じます。ミーちゃん、長生きしてねと心から願う今日この頃。