パートナー君の遅めの夏休み~釜山に行ってきました~
パートナー君の遅い夏休みで、釜山に行ってきました。
今回行ったのは、紀元前57年から935年までの992年間新羅の首都だった慶州です。そう、あの高句麗・百済と並んで古代朝鮮を支配した、あの新羅です。
釜山からKTX(韓国の新幹線)で30分弱で慶州駅。そこから更にタクシーで15分程度で慶州歴史地区に到着します。
着いた瞬間、あちこちにボコボコボコボコと古墳群が目に入り、びっくりしてしまいました。日本の古墳は観たことがありませんが、日本と韓国とは全く同じ文化を共有しているのだなぁと思いました。
天馬陵に埋葬されている物を見ても、勾玉やアコヤガイなど日本との交流が示される品物が展示されていました。
釜山から海上ケーブルカーで松島という島に渡ると、遙か彼方に対馬が見えました(写真ではちょっとわかりにくいのですが)。

遙か昔の人々が、あの海の向こうには何があるのか、あのぼんやりと浮かぶ島にはどんな人が住んでいてどんな暮らしをしているのかと興味を持つのも当然だと思いました。
朝鮮半島を通って、朝鮮の人々から仏教や漢字など様々な中国や朝鮮の文化が日本にもたらされました。日本は日本でその文化をただ受け取ったのではなく、それを磨き上げながら独自の文化を築き上げてきた・・・。その長い歴史にひたすら感動を覚えます。
全然話は違いますが、40代前半は英会話教室NOVAにハマっていました。
グループワークでちょくちょくパートナーさんが津軽出身だという方と一緒になりました。ある時、比較級の文法、~is more~ than~ を使って喋ってみるというレッスンで、その方は❝Tugaruben is more difficult than English❞ と話していました。その時私はゲラゲラと大笑いをしてしまいましたが、とっても面白くて今でも印象に残っています。
韓国語もよ~く聞いていると時々意味の分かる単語が見つかり、あ!こういうことを言っているんだなとわかるときがあります。そのたびに私は、「津軽弁は英語よりも難しい」というこの言葉を思い出して一人で笑ってしまいます。日本語と韓国語、日本の文化と韓国・朝鮮の文化。深~いところで一つに繋がっているんだろうなあと思うと、もっともっと韓国のことを知りたいと思います。
