2026年度予算編成に向けた要望書を提出しました
来年度予算編成に向けた、日本共産党吉川市議員団の要望書を提出しました。
今年も中原市長に直接手渡したいと要望したのですが、対応したのは副市長でした。
中原市政に批判的な会派との面会を避ける市長の姿勢は、とても残念です。

それはさておき。
軍事費(防衛費)の更なる増大を主張してやまない高市早苗氏が内閣総理大臣となり、今後の市民生活は増々厳しくなることが十分に予想されます。
国のお財布は一つしかないからです。
軍事費が増大すればそれだけお財布の中身が圧迫されるわけですから、増税や社会保障費の負担の増大などが進むことが目に見えています。そうした中での市政運営は当然増々大変になることが予想されます。
だからこそ市民のくらしを何よりも大切にする市政運営を行ってほしいと、心から要望しました。
また、9月議会で精神障害者保健福祉手帳2級所持者のタクシー券の廃止が決まったことが、私としては残念でなりませんでした。
精神障害者の方の福祉サービスが後退することそのものも本当に残念ですが、「1級2級を分け隔てしない」と吉川市が制度をスタートさせた当初から掲げてきた先進的な側面を放棄してしまったことが何よりも残念です。
吉川市の福祉の先進的な部分は、主に90年代の深井町政時代に作られたものだと思います。
当時私は三郷市民で、三郷の訪問看護ステーションで働き、吉川市の在宅療養者の方を何人か担当していました。「三郷よりも吉川の方がずっと進んでいる!」と思うことがいくつもあったことをはっきりと記憶しています。
深井元町長は障害のあるご家族をお持ちで、それで福祉に手厚いのだと聞きました。
その当時に作り上げられた先進的な側面を大切に堅持してほしいと、これも心から要望しました。
その他、埼玉県東部5市1町で運営する「中川の郷療育センター」の経営の問題。消費税や人事院勧告による人件費の負担増の一方で診療報酬が上がらない問題、センターを維持するためにも診療報酬の引き上げを国に求めていただきたいことや、地域公共交通の問題など、和やかに歓談しました。
