ヤオコー川越美術館

2025年12月31日
名古屋から古い友人が来訪し、一緒に川越を歩きました。

と言っても川越のまちをたいして知らないので、義理の姉に案内をお願いして一緒に歩いてもらいました。

私が友人をいちばん連れて行きたいと思っていたのは、ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)でした。
数年前にやはり義理の姉に連れて行ってもらい、三栖右嗣さんの作品にとても心打たれました。
私がとっても衝撃を受けたのは『老いる』『生きる』という、三栖右嗣さんの年老いたお母さんを描いた二つの作品でした。『老いる』は下に添付した作品です。お母さんは恐らく90代ではないかと思います。『生きる』は恐らく死を目前にしたお母さんを描いていて、説明書きにも「お母さんを描きながら、涙が止まらなかった」と書かれています。

名古屋から古い友人が来訪し、一緒に川越を歩きました。

風景画や人物画もとても素晴らしいと思うのですが、私はこの二つの作品に非常に心惹かれます。
今回も三栖右嗣さんの作品を堪能させていただきました。

ヤオコー美術館というのは、食品スーパーヤオコーさんが操業120周年事業として2012年3月にオープンした美術館です。
私は義理の姉にこの美術館を教えてもらうまで三栖右嗣さんという芸術家を全く存じ上げませんでしたが、三栖右嗣さんに出会えたことをとても幸せに感じています。