憲法の全ての条項が花ひらき、真に国民が主人公の新しい日本を!

2025年05月06日

5・3憲法大集会では立憲民主党・日本共産党・社民党・れいわ新選組の代表者が連帯の挨拶をしました。
日本共産党からは委員長の田村智子さんが挨拶をしました。

私は昨年末に愛用のカメラを一眼レフからミラーレスに買い替えたのですが、ようやくそれなりに良い写真が撮れました💕

田村さんの挨拶をご紹介します。

自公政権の暴走

自民党公明党の政権は「国会の中だけの数の力」で、集団的自衛権行使容認・安保法制の強行・敵基地攻撃のためのミサイルの配備、終には自衛隊をアメリカ軍の指揮統制のもとに事実上組み込んで攻撃をする体制づくり、学術研究までも軍事研究へと動員等の暴走を続けています。今、戦争する国家づくりの道で良いのかということがいよいよ問われています。

憲法に背くアメリカ言いなりの政治

今の大軍拡も元を糺せば、第一次トランプ政権から要求されてその道が切り開かれていきました。トランプ大統領はガザから住民を強制移住させてアメリカが所有すると言って、イスラエルのジェノサイドを事実上応援しています。ロシアのウクライナ侵略さえも容認しています。そして「トランプ関税」だと言って、ルールを無視して世界の国々を脅しつけています。こんなアメリカと「運命共同体」で良いのでしょうか。

日本の憲法は「平和を希求する諸国民との連帯で、戦争の心配のない世界を作ろう」と宣言しているではりませんか。戦争をなくす道は「隷属」「窮乏」から人民を開放していくことだと呼びかけているではありませんか。

日本の針路を決めるのは主権者、国民

世界を見たら、アメリカ言いなりではない、中国の側にも立たない、大国の側には立たないという国々が広がっている、隣の東南アジアASEANでもそうした平和と安定を目指す外交が粘り強く行われているではありませんか。

私たちは今、憲法を掲げた戦争の心配のない東アジアの平和をつくる大きな外交を広げていきたいと思います。日本の針路を決めるのは、過半数を割っている自民党や公明党ではありません。主権者、国民の力です。

平和と民主主義を大きく前に

今、個人の尊厳、婚姻の自由、法の下の平等、学問の自由、こういうことを求めるみなさんの運動が大きなうねりとなって日本社会を揺るがせています。憲法の全ての条項が花開く、平和と民主主義が大きく前に進んでいく、真に国民が主人公の新しい日本を、みなさん一緒に作り上げていきましょう。

私たち日本共産党もそのためにみなさんと力を合わせ、全力で戦い抜くことをお誓いします。