『医の倫理と戦争』
ペスト菌や炭疽菌などの開発だけでなく、中国人やロシア人などを捕まえて「人間の限界地点」を知るためにおぞましい人体実験を繰り返した、旧満州の731部隊。
ナチスもユダヤ人の人体実験を行っていましたが、幹部の意志はニュルンベルク裁判で絞首刑になっているそうです。しかし731部隊に関わっていた日本の医師たちは裁判を受けるどころか、731部隊の実験結果を論文発表し、日本の医学界の重鎮となっていった。日本の医学の発展そのものが、731部隊の延長線上にある。
この事実を認識し、共有し、「同じ過ちを繰り返さない」という立場に立った医学教育が行われているか???










