昨日は名取事務所の『淵に沈む』を観てきました。
長期入院・身体拘束・過剰投与・虐待など、これまでも問われてきた精神科医療の問題を正面からとらえた舞台でした。

『35年目のラブレター』。
ど田舎で学校が遠く、家庭環境の問題もあって学校に行けず、読み書きができなかった保さん。
大人になっても読み書きができないことで、辛い思い、苦しい思い、恥ずかしい思いなども重ねながら生きてきましたが、65歳の時に夜間中学校への入学を決意しました。優しく、温かく支え続けてくれた妻にラブレターを書くために。
そして何年もの長い時間をかけて、その夢は実現しました。

映画『ノー・アナザー・ランド 故郷は他にない』を観てきました。
ベルリン国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画のパノラマ観客賞とドキュメンタリー映画賞を受賞。アカデミー賞でも長編映画ドキュメンタリー賞を受賞した作品です。

今回の代表質問は、多くの議員が下水道の質問をしていました。道路陥没事故が起きた八潮市は吉川市と同じ埼玉県東南部地域にあり、下水道も同じ中川流域下水道で、三郷下水処理場を利用しています。配管のルートが違うので私たち吉川市民は今回の事故で直接の影響を受けてはいませんが、関心が高いのは当然のことだと思います。
私も代表質問で問いました。
施政方針には「施設の維持管理にも一層目を配り、安心安全な下水道事業の役割を果たしていく」と書かれていて、具体的にどういうことなのか、これまでの管理と何がどう変わるのかを知りたかったからです。

『私たちの中絶』

2025年02月18日

『わたしたちの中絶 38の異なる体験』(石原燃・大橋由香子著 明石書店)。
たまたま見つけて読んだ本です。
女性なら多分誰でも、「もしかしたら・・・」「えっ!!今?」っていう経験はあるんじゃないかと思います。
こども家庭庁の発表では、昨年の中絶者数は12万2千人。
ずっと忘れていましたが、看護学校3年生の産科実習で中絶の手術を受ける人が多いんだなぁと感じたことを不意に思い出しました。
妊娠は男女の営みの結果なのに、そこに責任を負わない男性やそもそも避妊に協力をしない男性もたくさんいるのだと思いました。

『射精責任』

2025年02月16日

目から鱗 オドロキ モモノ木 サンショの木の一冊でした 。
「射精責任」(ガブリエル・ブレア著 太田出版)。

一昨日放映されたクローズアップ現代、『精神疾患600万人 ❝閉じる家族❞をどう支える?』を観ました。
精神障害者の長期入院を改善する中で、家族に重い負担がのしかかっている現状、精神障害者を介護しているご家族の約3割が周囲にその現実を伝えられていない現状などが描かれていました。
訪問看護などのサービスを利用することで本人もご家族も穏やかに過ごせるようになることも描かれていましたが、まだまだそこにたどり着けないご家族も多いことなども描かれていました。
...

私のブログを読んでくださっている方はとっくの昔にお気づきかもしれませんが、くるみざわしんさんという劇作家さんにハマりにハマっています。
敗戦直後の日本政府が米兵のために設置した慰安所、RAAを描いた『あの少女の隣に』は5回も観てしまいました。
日本人慰安婦だった城田すず子さんを描いた『マリヤの賛歌』は2回観て、更に今年7月に吉川市中央公民館で公演していただく予定です。
その他にも、夏目漱石と田中正造を描いた『ひとつオノレのツルハシで」。
精神科医のつぶやきを描いた『私、精神科医』。
改憲を描いた『振って振られて』。
子どもたちによるホームレス襲撃を描いた『眠っているウサギ』。あ!これも2回観ました。
...