『同年同郷』

2023年10月09日

色々と説明が面倒なので、出身地を問われると岐阜だと話しています。でも本当は中学卒業までを過ごしたのは愛知県で、岐阜県と長野県に隣接する山間の町でした。
小学校の同級生は9人。1年生に入学した時の全校生徒は54人、卒業時は36人でした。
9人のうちの一人は私、もう一人は隣の家の男の子。そしてもう一人は更にその隣の女の子で、私たちはその町の中でも人口密集地(?)に住んでいました。
幼稚園も近くにはなかったので、私たちは3人で話し合って「幼稚園には行かない」と決めました。3人で遊んでいるほうが楽しいよねと話し合った時のことを、未だに覚えています。
地元には高校がなかったので、中学を卒業と同時に3人とも町を離れました。
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小学3年生以下の子どもの「放置禁止」を盛り込んだ埼玉県虐待禁止条例改正案が、県議会9月定例会で議論されています。児童の保護者を対象に、子どもを家に残したまま外出すること等を禁じる内容で、「留守番禁止規定」と言っても差し支えないような内容です。
子どもだけ家に残してゴミ捨てに行ったら「虐待(@ ̄□ ̄@;)!!」。
子どもだけで公園で遊ばせたら「虐待」(@ ̄□ ̄@;)!!。
高校生の子どもに下の子を預けて出かけたら「虐待」(@ ̄□ ̄@;)!!
子どもだけで買い物に活かせたら「虐待」(@ ̄□ ̄@;)!!

この本も、とても深く考えさせられる一冊でした。
『あのころはフリードリヒがいた』(岩波少年文庫 ハンス・ペーター・リヒター著)。
中学生向けに書かれた、ヒトラーが台頭する戦前から戦中のドイツを舞台にした小説です。

埼玉県吉川市がどこにあるのか、知らない人はとても多いと思います。
なんと吉川市は映画『福田村事件』の舞台、野田市とは江戸川を挟んでお隣のまちなのです。玉葉橋を渡って、買い物やスーパー銭湯やチャッピー君のホテルやなんやかやと、私にとっては生活圏のまちです。

「にも包括」と略称で呼ばれる「精神障害者にも対応した地域包括ケアシステム」。
「にも包括」は精神障害の有無にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、医療、障害福祉・介護、住まい、社会参加、地域の助け合い、普及啓発を包括的に確保することを目指しています。
高齢者や身体等の障害者を包括的にケアする「地域包括ケアシステム」は、まだまだ十分とは言えない状況はあるものの、それなりにできてきています。しかしそのシステムは精神障害者にも対応しているとはなかなか言えず、偏見や長期入院などまだまだ課題は大きい状況です。
そんな状況の中で、「精神障害者にも対応した地域包括ケアシステム」の構築のたいせつさが注目されるようになり、「にも包括」との親しみやすい略称で、推進が求められています。

市は今年4月、近隣の精神科病院を提訴しました。
当該病院が看護基準を満たさないまま診療報酬を請求していて、国の監査でその事実が発覚し、市が支払った医療費の返還を求めざるを得なくなったための提訴です。

「学校給食費の無償化を求める吉川連絡会」のみなさんから提出された「学校給食費の無償化を求める請願」は、本当に残念なことに「趣旨採択」との結果に終わりました。
「趣旨採択」、何となく体の良い言葉ですが、実質的には「否決」とほとんど変わりません。表立って反対することもできないから「趣旨」だけ採択しておく・・・。そんな感じです。
とても悲しい9月議会でした。

いじめ・不登校を経て、豆腐の引き売り販売をする豆腐屋あこさん。
数年前、NPO法人フォー・ユー(つばさ高等学院)さんが毎年秋に開催している「不登校セミナー」で、吉川中央公民館で講演してくださった方でもあります。
豆腐の引き売りの傍ら、不登校等について講演活動にもご尽力されています。