中川の治水対策

2020年10月13日

9月議会の一般質問は、世情を反映して災害対策・治水・避難所対策などに関心が集まり、私以外にも無所属の降旗聡議員、公明党の小野潔議員、自民党の赤出川義夫議員が質問をしました。
昨年10月の台風19号による中川の水位は422㎝に達し、氾濫危険水位410㎝を超えました。
中川のすぐ隣にある吉川小学校には48名、下流の中曽根小学校には399名の方が非難しました。
台風が過ぎ去った翌朝、近所に住む岩田京子議員と二人で市内を見て回りました。
その時高久の住人の方ともお話をさせていただきましたが、越水が起きるのではと非常に不安だったので、早々に他市の中層住宅に住む友人宅に避難させてもらい、一夜を過ごしたとのお話でした。
下流の高久の堤防が低く、その嵩上げが長年の課題となっています。

今日は「道路問題を考える会」の皆さんが、市の道路公園課の職員さんをお招きして開催した学習会に参加させていただきました。
道路の作り方・作られ方、市が取り組んでいる道路事業計画、道路問題が発生したときの解決方法等のお話を伺いました。
9月議会で、先輩の遠藤義法議員や同僚の飯島正義議員の質問で明らかになったこととも重なりましたが、私にとってはとても分かりやすい学習会でした。

台風14号は伊豆諸島南部に記録的な大雨を降らせましたが、人的な被害はなかったとの報道です(まだ予断は許されませんが)。
今回の台風は時速15キロと自転車並みの速度で、被害が大きくなるのではと予想されていました。
Yahooニュースで読んだのですが、昨年10月、関東・甲信・東北地方に甚大な被害をもたらした台風19号は、10月の台風の平均時速より39%も遅かったそうです(10月の台風の平均時速61.6km/台風19号は時速37.5km) 。
そして今回の14号は、それよりも更にずっと遅い速度でした。
地球温暖化と台風の移動速度は関係があり、温暖化が進めば台風の速度もゆっくりとなり、その分だけ被害が大きくなることが予測されるとのことです。
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昨年の台風19号では吉川市内もあちこちが冠水し、避難所が8カ所開設され、約800人の方が非難する状況となりました。
大雨が降り続く最中、ひとりの外国籍の友人が私にLINEを送ってくれました。
どこに避難したら良いのか、そもそも避難所はどこにあるのか、そこまでの道は冠水していないのか、情報が何もないのでとても不安とのLINEでした。
友人は日本に来てまだ1年も経っていない状況で、日本語は話すことはおろか、読み書きもほとんどできない状況でした。
慌てて市のホームページを確認すると外国人の方に向けたページはありましたが、防災情報などがリアルタイムで確認できるようなものはありませんでした。
防災情報だけでなく市政に関するあらゆる情報が、外国人向けにはできていませんでした。
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なんと次男クンが、28歳になりました。
そのお祝いに、先日一緒に食事をしました。
次男クンに会ったのは、今年2回目です💦
すぐ近くに住んでいるのに・・・💦

3カ月以上前の話になりますが、6月議会で私が提案した「医療機関への財政的支援の強化を求める意見書」が反対多数で否決されたことは既にお伝えした通りです。
提案したとき私は、まさかあの意見書が否決されるとは夢にも思っていませんでした。
間違いなく、全員一致で可決されるものと思っていました。
コロナ感染者への医療提供に命懸けで奮闘し、コロナ以外の患者さんを感染から守り、それでも経営がひっ迫する深刻な状況にある医療機関に財政的支援を強化するべきだと、誰もが間違いなく考えるはずだと思い込んでいました。
残念ながら、結果はそうではありませんでした。
自民党・公明党・未来会議の議員が反対し、否決されたのでした。

9月議会も佳境に入った9月17日、10時の議会開始と同時に進行がストップされ、午後4時半近くにようやく再開されるという、異常な事態が起こりました。
本当なら午前中に終わるような議会が、延々と休憩が続き、閉会は夕方6時を過ぎていました。
こんな異常事態となったのは、未来会議よしかわの稲葉議員の言動を巡ってのことでした。

ことの発端は9月13日に開催された建設生活常任委員会でした。
吉川美南駅東口周辺地区1号調整池の工事請負契約が議題となっていました。
しかしその調整池については事前に設計等の資料が提出されることなく、工事請負契約が議案として提出されました。
建設生活常任委員会の降旗委員長は、自ら設計図等の資料の配布を担当課に要求し、審議がより一層深まるよう準備して委員会に臨みました。
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ヒューマン・ライツ・ナウさんのオンライン・トークイベント『学校における性被害から子どもを守るために、今必要な変化とは』に参加しました。
今日のゲストは石田郁子さんでした。
文科省に「教師による性暴力の予防や再発防止のための政策提言」をしている方です。
石田さんは今年5月、教師による性暴力被害についてインターネットを通してアンケート調査を行いました。