新型コロナウイルス対策に関連する議案が、4つ提案されました。
その中の一つが特別低額給付金、いわゆる10万円給付に関する議案でした。
吉川市でも既にオンライン申請が始まっています。
一昨日までに664件の申請があったそうです。
また、「特別な事情のある方」お急ぎの方向けに、早期の給付が行えるように、12日~明日16日まで、電話での受け付けています。
一昨日までに385件の申請があったそうです。
支給は27日から始まるそうです。

マスク物語

2020年05月14日

昨年95歳で亡くなった私の伯母の家、岐阜県中津川市の片田舎の家ですが、そのお向かいさんのインテリアイトウさんの店主から、マスクを一箱(なんと200枚!)いただきました。
中国製,N95準拠のKN95マスクです。

2月28日に安倍首相から、新型コロナウイルス対策として全国全ての小学校・中学校・高校・特別支援学校に対する臨時休校の要請が出されました。
その日は金曜日でした。そして土日を挟んで、3月2日~休校が実施されました。
3月は通常お別れの時期でもあります。クラス替えがあり教職員の異動があり、転校する子もいる中で、サヨナラもできない今年の3月でした。

今日もたくさんの方々の声を聞かせていただきました。
一番印象に残ったのは教育現場で働く方から、9月からの新学期スタート、グローバルスタンダードを検討するべきだという声でした。
これは今日のニュース番組では、全国知事会の会議でも検討されたことが繰り返し報道されています。
9月スタートにしなければ、インターネットなどを駆使して勉強できる子どもとそうでない子どもに学力の差ができてしまい、来年受験する子どもたちはその格差を抱えたまま受験に臨まなくてはならなくなる・・・。
そんなご意見でした。
子どもたちの学力格差が大きくなる・・・、このご意見は他にも何人かの方々が口にされました。
家庭の教育環境によって差ができてしまう、それは本当にその通りだと私も思います。
私も9月スタート、グローバルスタンダードに賛成です。
...

最近読み終えたのは、『誰も書かなかった厚生省』(水野 肇著 草思社)でした。
この本は、孫の子守で息子の家に行ったときに息子の本箱にこの本を見つけました。
「面白そうだね」と息子に言ったら、「共産党の地方議員なら、これくらいの本は読んでおくべきだ」と何故か上から目線で言われました💦
そんな経緯もあり、とりあえず読んでみました。

少し時間が過ぎてしまいましたが、15日(水)、臨時議会がありました。
主な議題は3月議会で否決した吉川美南駅東口開発に関連した、裁判の問題でした。
が、その他にも報告事項があり、その一つに「児童福祉施設等における新型コロナウィルスの感染防止対策」がありました。
これは国の事業で、児童福祉施設等(保育所や子育て支援センター、病児病後児保育室・学童保育など)に対し、1施設50万円を上限に、新型コロナウィルスの感染防止対策に必要な物品を購入するというものです。

新型コロナウィルスの感染拡大に伴って、寄せられている声はなんと言っても深刻な生活困窮の問題です。
大手建設会社、清水建設の建設現場で複数の感染者が見つかり、清水建設は500もの現場の建設工事をストップさせました。
休業補償の制度を使って、社員の皆さんには給与の補償がされるのだと思います。
しかし、社員ではない下請け・孫請けの労働者の皆さんの補償は十分にされるのでしょうか?
非正規労働者の皆さんの生活が、ますます追い詰められようとしているのではないでしょうか。