個人事業主等への市独自の支援策を

2020年07月08日

今日、1人の市民の方からお電話をいただきました。

6月議会で決まった、補正予算についてです。

バス会社やタクシー会社への支援、そして商店に対して商品券の10万円の給付も始まった(テイクアウト・デリバリー・ネット販売など新たな取り組みに対して)。
個人事業主への支援はないのか。
越谷市や草加市、他のまちを見ても個人事業主への市独自の支援をしているが、吉川市ではやらないのか・・・。

そういうお電話でした。
確かに越谷市では「越谷市事業継続支援金」として、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少した市内中小企業者(法人・個人事業主)の皆さまに、"一律10万円"の支援金を交付することとしました。
しかも、交付の対象を今後さらに広げるとのことで、


売上が20%以上減少した方(50%以上も含め広く対象とする予定)
2020年1月から3月に創業した方も対象とする予定
対象月を令和2年3月から7月とし申請期間も9月30日(水曜)まで延長する予定

と、ホームページに記されています。

電話をくださった方は、こういう温かい市独自の制度を求めているのだと思います。
そして、同じ思いの人が他にもたくさんいらっしゃると思います。

お仕事は建設関係とのことでした。
都内での仕事が90%を占めていたそうです。
コロナの影響で仕事が全くなくなり、4月~5月は26日も休みだったそうです。
今月の仕事も1~2回しかない状況。
市から来たアンケートに、何を書いたら良いかわからないほど困っていると。
給料がない。
固定費が払えない。
車検を控えて、そのお金をどうしたらいいのか・・・と。

緊急事態が明けて、国の政策は感染拡大防止よりも経済優先に舵を切ったと感じます。
しかし一向に経済は回復していない状況。
個人事業主の方々が更に深刻な状況に陥っているご様子。
とてもよくわかりました。

7月後半には臨時議会が予定されています。
国の第二次補正予算に基く、市でのコロナ対策が改めて予算化されます。
どんな提案がなされるのか、市民の困窮状況を救うものになっているのかどうか、しっかりと確認しながら、皆さんの声を市政に届けてていきたいと思っています。