安倍元首相の国葬に対する吉川市の対応

2022年10月05日

今更のような話ですが、9月27日に行われた安倍元首相の国葬について、吉川市はどのように対応したのかと聞かれました。
私もFacebookでは発信していたのですが、ブログでお伝えしていなかったことに気が付き、改めてお伝えしたいと思いました。

市長は国葬に参列したのかどうか聞かれましたが、そもそも招待状が来ていないし、行かないと職員の方からお聞きしています。
そして国葬に対しては、県からの要請もないので「何もしない」と正式な会議で決めたと聞いています。
国葬の当日は多くの方が、国旗等いつも掲げている3つの旗をいつも通り掲げたのか、それとも半旗にしたのかと確認に行ったというお話も聞いています。
が、当日、吉川市役所には旗は一切上がっていませんでした。
お聞きすると、「何もしない」と決めたので上げることすらしなかったのだそうです。

私はとても良い選択だなぁと思いました。
いつも通り高々と掲揚すれば、何故こんな日に半旗にしないのかという苦情がおそらく間違いなく市に届くことでしょう。
逆に半旗にすれば、国葬に反対している人々から「なぜ?」との声が殺到するでしょう。
でもそもそも旗を揚げることすらせず、「何もしない」を貫けば、誰も苦情の言いようもないのではないかと思います。
そういう意味で、とても賢い選択だったなぁと思っています。
とても正しい気がします。