市役所始発のバス停、きよみ野在住4人の議員で要望書を提出しました

2020年10月15日

少し前にもお伝えしましたが、日本共産党吉川市議員団は今年も市民アンケートに取り組んでいます。
寄せられた回答の中に、「市役所発ネオポリス経由吉川駅北口行き」のバス停がとても危ないとの声がありました。
私も以前からこのバス停は気になっていました。
このバス停は、「きよみ野発運動公園経由吉川駅北口行き」のバス停も兼ねているので、普通の人にはここにバスが停まっていても、始発まで待機しているバスなのか、お客さんの乗り降りのために一時停止しているバスなのか、見分けがつきません。
一時停止しているだけなら、出発まで待とうと思います。
でも暫く停止しているなら、抜くしかありません。
しかし追い抜こうにも、更にその先が下り坂になっているので、対向車の走行状況がハッキリと判断できないのです。
抜いて良いのか、いけないのか・・・、とても迷うバス停です。

この場所に市役所が移転してきたのと相前後して、市内のスーパーの閉店が相次いで、市役所隣にあるスーパーが市内でも大切なスーパーとなってきたことや、元々この場所には市民交流センターおあしすがあり、この地域全体が人が集まる場所になっていると思います。
そんな理由で市役所周辺の交通量が増えているにも関わらず、道路が狭い・・・。
そしてその西側には運動公園があり、道路の拡幅は困難です。

市役所の敷地の中にバス停を移動させることはできないのか、以前職員さんに聞きに行ったことがありました。
その職員さんが教えてくださったのは、市役所の駐車場のアスファルトがそういうことを想定していない、バスが乗り入れできるほどしっかりしたものではないということでした。
万が一市役所の敷地にバス停を移動させるとしたら、アスファルトを塗り直すだけでなく、駐車場も減らさなくてはならないし、簡単なことではないというようなお話だったと記憶しています。
どうすることもできないのかと半分諦めていましたが、市民アンケートに書かれた声を聞いて、やっぱり他の皆さんも同じように感じているのだと確信しました。

9月議会の議案質疑の中で、質問しました。
その時の答弁は、他の場所で待機してもらって、(出発時間が近づいてから)バス停に移動してもらうように依頼しているというような内容でした。
しかしバス会社に確認に行かせていただくと、バスの運転手さんからも「怖い」という声が上がっていることや、時間ぎりぎりにバス停に行くと「始発なのに、なぜこんなに遅いのか」と言われ、早く行けば行ったで危険を感じるというお話でした。

このバス停の問題については、市役所がここに移転する前に伊藤正勝議員が取り上げていたという背景もあり、きよみ野に住む4人の議員で一緒に改善を要望できないだろうかと、市民の会無所属の岩田京子議員と話し合いました。
元々このバス停を問題視していた伊藤正勝議員も大賛成してくださり、公明党の大泉日出男議員にも声をかけて、4人で要望書を提出することになりました。
そんなわけで、今日、政策室長を通して中原市長に4人で要望書を提出しました。

  1. 市役所の北側、待機スペースのある「市役所」バス停を始発のバス停にする
  2. バスの待機所である「きよみ野」発ネオポリス経由吉川駅北口行きに、バスルートを変更する
  3. 西側の道路、バス停の部分を拡幅する

このいずれかを検討していただきたいというのが、要望の内容です。

しっかりとご検討いただき、バス停や周辺の道路が安全・安心なものになれば、とても嬉しいことだと思います。
会派にとらわれず、みんなで協力して要望書を提出できたことは良いことだと思っています。