53人中50位(@ ̄□ ̄@;)!!

2021年08月18日

「保育所落ちた 日本死ね」という、数年前に瞬時に日本中を駆け巡ったあのTweetが、今日は何度も頭に浮かびました。
さすがに「日本死ね」とは言いませんが、それくらいの落胆でした💦
特養、落ちました💦
まぁ「落ちた」というのは言い過ぎですが、優先順位を決める会議があったそうで、何と母は53人の待機者中50位でした(@ ̄□ ̄@;)!!
ベッドが空いていると聞いていたので、優先順位が何位でも繰り上げ当選で入れるのだろうと軽く考えていましたが、そういうことではないようです。

先日も書いたように、
①要介護4・5の人が入所者の70%以上を占めているかどうか。
②認知症生活自立度Ⅲ(着替え、食事、排便・排尿が上手にできない・時間がかかる、やたらに物を口に入れる、物を拾い集める、徘徊、失禁、大声・奇声を上げる、火の不始末、不潔行為、性的異常行為等)の症状のある人が65%以上いるかどうか。
③痰の吸引や経管栄養を行う必要がある人が15%以上いるかどうか。
この3点によって特養の介護報酬が違うのです。
介護事業所の経営はどこも厳しいので、少しでも高い報酬が取れるように調整するのは当然のことだと思います。
岐阜の田舎の施設が不足しているから特養に入れないのではなく、母のような要介護3・認知症なし・医療処置なしの高齢者は、やっぱりどこに行っても特養には入れないのだと学びました。
空いているなら入れるだろうと甘い考えでいただけに、すごくショックでした(@ ̄□ ̄@;)!!

以前は要介護1以上なら申請できた特養の入所が、確か2015年からだったかな?要介護3以上でなければ申請できなくなりました(独居や認知症の方の特例措置はありますが)。
在宅介護でも、要支援1~2のデイサービスと訪問介護が介護保険から外され、総合事業に移行しました。
この間、軽度の方々を介護保険サービスから外す方向がずっと追及されてきています。
その現実の厳しさを、今改めて痛感しています。

外されても、お金があれば有料老人ホームに入所することもできるでしょう。そんなお金もない人は、どうしたら良いのでしょう。
とりあえず、明日は老健施設に相談に行こうと思います。
それで無理なら、我が家で在宅介護するしかないと思っています。
15歳で家を出て以来、母と過ごした時間は極端に少なく、母の人となりも母の生活もよくわかりません。
知っているのは、小説をよく読んでいることくらいです。
暫く一緒に暮らしていて介護が必要な状況になっていくのなら日々の延長に介護があって、それなりにやれると思うのですが、そういう状況ではないので、正直不安です。
が、だんだんそんなことも言っていられなくなってきました💦
老健施設を回って、ダメなら在宅介護の決意を固める・・・、早急にやらなくちゃ💦