Happy Birthday to my son(⋈◍>◡<◍)。✧♡

2020年08月02日

今日は長男くんのお誕生日です。
なんとなんと、息子クンは今年33歳になりましたΣ(´∀`;)
ちょっとオドロキます💦

息子が生まれるとき、私はとってもひどい咳をしていて、そのために大変な難産になってしまいました。
陣痛も来てないし、息んでもいないのに、咳のせいで胎児だった長男がどんどん産道を降りてきてしまいました。
胎児だった長男くんもまだ生まれる準備ができていなかったので、本当なら狭い産道を通るために頭を廻旋させなきゃいけなかったのに、それもできないままに生まれる体制に入らなきゃいけなくなってしまったのでした。
元々骨盤が狭いのでちょっと大変かな?と言われていたのですが、ちょっとどころじゃない大変さになってしまいました💦💦

前日の早朝に破水して、病院に行ってから出産まで37時間。
陣痛室に入ってから出産まで26時間。長い長い、33年前の8月2日でした。

産み終わってからはとにかくヘトヘトでした。
生まれてきたばかりのbaby長男くんはぼんやりと寝ていました。
その時私は、そんな状況の中で生まれてきたbaby長男くんの大変さを、これっぽっちも想像だにしませんでした。
でも、生後4日目、長男くんはおっぱいを飲めなくなってしまいました。
どんなに飲ませようと頑張っても、おっぱいを口に含もうとすらしなくなりました。
熱もないし、ぐったりしているようにも見えなかったけれど、沐浴をしても、お昼を過ぎても夕方になっても全くおっぱいを飲もうとしない長男くんの様子に、私はただただ戸惑い、不安になり、看護師さんに泣きながら訴えました。
始めのうちは「おっぱいが出ないって、赤ちゃんもちゃんとわかってるのよ~」なんて笑って言っていた看護師さんたちも、夕方になると「これはおかしいかも」とようやく気付いてくれました。
そして保育器に入れられ、点滴を刺され、レントゲンが撮られ・・・、段々物々しくなっていきました。
それから急きょ、小児医療センターに救急搬送なんていう話になり、わけもわからないまま、ただただパニックの頭を抱えて救急車に乗り込みました。

NICUに入院となった長男くん。
1時間かけて面会に行っても、会えるのはたったの10分でした。
段々とおっぱいが出るようになり、息子クンに飲んで欲しいとおっぱいが張るようになり、でも誰に飲ませてあげることもできないまま、夜中に一人で搾乳しながら泣きました😢

生まれて何日も経ってないのに、髄液を調べる「腰椎穿刺」という検査を受け、痛い思いをして泣いているのに抱きあげてあげることもできず。
腕に刺した点滴の針を抜いてしまうのでおでこを剃りあげられて、そこに針を刺され、とっても痛々しいのに何もしてあげられず。
この子は一体どんな人に育ってしまうのだろうと不安に思ったり、私はこうしてただただ無力な母として生きていくのだろうかと、また不安に思ったり。

そんな日々を過ごしました。
無菌性髄膜炎と診断され、症状が改善し、息子君が自宅に帰ってきたのは夏も終わりの8月末のことでした。

大好きな息子が生まれた33年前の8月。
あの夏は、今でも私の中で光り輝く眩しい夏です。
そして33年も経つのに、あの眩しい光は未だに全く色あせることがありません。

今では社会人となり、結婚して、二人の子どもの親となった長男くん。
昨日はたまたま友人から頂いた、直径30センチ、重さ8.6キログラムのスイカでみんなでお誕生日のお祝いをしました。
関西人のノリの良いお嫁ちゃんが、家の中で突如スイカ割を始め、割れたスイカにろうそくを立てて、HAPPYBirthdayの歌をみんなで唄いました。
面白い、楽しいお誕生日会💕

こんな日を迎えられることが、ありがたいですね(⋈◍>◡<◍)。✧♡