「売春」の非処罰化と保護、「買春」の処罰化を求める意見書、まさかの反対多数(@ ̄□ ̄@;)!!
私が9月議会に提出した売春防止法・風俗営業法改正、買春の処罰化を求める意見書は、売春の非処罰化・保護と支援、買う側の処罰化、風営法も改正し、性交類似行為も「性売買」に含むと定義し直し、性売買業を厳格に禁止することを求める内容でした。
この意見書を提出しようと決めた時、この内容に反対するのは人権意識の乏しさを露呈するようなものなので、多分誰も反対できないだろうと思いました。
でも、全然違いました(@ ̄□ ̄@;)!!
3人の男性と2人の女性が反対の立場で質問し、自民党(男性2人)、公明党(男性1人女性1人)、未来会議(女性2人)、SELECT吉川(男性5人)が反対。賛成6人(共産党・平和市民クラブ)、反対13人。
反対多数で否決でした。
私がこの質疑で本当に残念だと思ったのは、2人もの女性が「自らの意志で行動する(性を売る)者も一定数いる」「成人本人が自らの意思で選択する権利」と発言し、一人の男性が「女性のスタッフの方、働いてる方々も稼いでいる」「自らやっていってるっていう人たちを否定してる」と発言したことです。
んなわけ、無いじゃないですか!!
大きくなったらお花屋さんになりたい・ケーキ屋さんになりたい・看護師さんになりたいと思う5歳児、小学生、中学生はいると思いますが、一体どこに「大きくなったら性を売って稼ぎたい」と思う子どもがいるでしょう。
私がこれまでに読んだ様々な本では、虐待・貧困・知的障害や精神障害などと自己肯定感の低さなどで追い詰められ、どこにも行き場のない女性たちがやむにやまれず、そういう世界に追い込まれています。
だからこそその女性たちに必要なのは処罰ではなく、保護と支援なんです。そしてだからこその女性支援法じゃないのでしょうか。
身体を売って儲けてなんかいません。傷ついているんです。
「性売買・性搾取の構造には非常に強い問題意識を持っている」と言いながら、なんでこんなことがわからないのか、私には不思議です。
もう一つは「性交類似行為も『性売買』に含むと定義し直し」という文言に対し、「性交の範囲」について質問されました。
でも、ちょっと考えれば簡単にわかることだと思います。
同意なく胸を触れば性暴力。同意なくキスをすれば性暴力。
じゃぁ、お金を払えば胸を触っても良いのか。キスをしても良いのか。粘膜に触れても良いのか。性器以外になら挿入しても良いのか。
想像力のなさに驚きます。
もう一つは言い古されたような言葉、「売春を非処罰化すると地下化する」。支援の手が一層届きにくくなる。
こんなのは性搾取をする男性の理論ではないでしょうか。
処罰の対象にするから地下化するのだし、処罰ではなく保護して支援をするのです。野放しにして放置しようと言うのではありません。
貧困対策をしっかりとして、どんな子どももちゃんと教育が保障される社会をつくり、そして教育では自己肯定感を高め、障害の有無にかかわらず共に生きる社会をつくる。そしてそれでも困難な状況に置かれている女性をしっかりと支援する・・・。性売買のない社会をつくることとこういう政策を進めることはセットだと思いますし、やむにやまれず性を売る女性を処罰するのではなく、そこに付け込んで性を買う男性こそ処罰されるべきだと思います。

あちこちで曼殊沙華が奇麗に咲いています。雨続きで何となく季節がわからなくなっていましたが、お彼岸の季節だと気付きました。
